「愛だ・・!」

いくらなんでも、ふざけた感想絵は描いていられなかった。
カイ様の命をかけた戦いを壊してしまう、そんな気すらした。
これはふざけてないのか?と言われても困るんだが;


今回の感想はいつも以上に分かりにくいです。

あくまでもイメージで。




作画がいい!
カイ様がいい。
カイ様のアップ、なんであんなに綺麗に描いてあるんだろうvv

 

一番初めのタカオの「カイーーーーーーー!!」が、すでに没された感じでちょっと嫌かも;;

 
ユーリ、起きて!
大転寺元会長を蹴り倒すイキオイで、カイ様の頑張りを見て!

 
「もう少し観客に配慮してほしいものだ。フフフッ」って;;
いや、フフフじゃないから!

 
「何かブルックリンてば怖くない?」
「うん。初めのころよりずっと・・・。」
いや、初めから腹は黒かったけどね。

 
 
「ドランザー、もう少し我慢してくれ。もう少しだからな。」
まだ頑張ってくれるのか・・・カイ様のドランザーを見る熱いまなざしが好きです。
 

キョウジュが試合中にパソコンを閉じるなんて!?
 
 
「お前は平気なのか!?」「タカオ!何とか言ったらどうね!」

はっ!
タカオが泣いてる!!!主人公が・・・!!!
友達の、良きライバルの、カイ様のために泣く。
泣いてるのに、タカオがすごく男らしく見えました。
歳相応、ともなぜか思えた。
 

「こんなコマ遊びなんかに、こんなに熱くなれるなんて」
 
カイ様の逆鱗に触れるブルックリン。
カイ様はこんなコマ遊びに命かけてるっているのに;;(禁句?)
 

水中のカイ様。
前回の記憶をたどっているのか、
現在進行形のシーンなのか・・判断しかねたんですが;;
 

「カイッ!」
タカオの声が!手が!!!
  


起き上がるカイ様。

「ほざくなぁ!!!」

ボロボロになっても屈しません。
ステキです。
 



「いい加減しつこいんだよ!」
「せっかくいい気分で終わったのに、台無しだよ」
「どうして!どうして立ち上がるんだ!絶対に勝てないのにどうして!」
「こいつ!やめろって言ってるんだ!どうして立ってくるんだ!どうして!?」
「ビジョンが見えない。分からない・・分からないよ・・・」
ここまで逃げ腰になっちゃもうだめですね。
カイ様が一歩踏み出して、
 

「ゼウス!!!」

ブルックリンは、カイ様が何度も立ち上がることも信じられなかったのだと思うけれど、
自分のビジョンが崩れたことが一番のダメージだったんでしょうね。
自分が立っていた世界がぐらっと揺らいで。それに耐えられなくて。
きっと彼は温室で育ちすぎたんだと。
それにしても思いっきり壊れたなぁ。
腹黒い、ではなく、残酷な面も持っている子供なんだと思いました。

 
 

「俺には今日、このときまで積み上げてきた毎日がある。
 様々な戦い、勝利、敗北・・敵、仲間。
  流した汗と無数のキズ。
  怒り、悲しみ、喜び・・・俺のすべてをかけて積み上げた毎日がある。
 熱く、きびしく、素晴らしい毎日がな。」

 

よく言った。

「小さな世界で神様を気取っている貴様に負けるはずがないんだ!!!」


「くらえ!これが俺の愛だ!!!」



愛って言うよりも、カイ様の生き様。
 

 
「ついに勝ちましたよ。私たちの初勝利です!」

ちょっと待った!!?
なんで、ヒロミがマックスに抱きついているのですか!?
 

茫然自失のブルックリンに
「ここからは新しいお前が始まるんだ。」
木ノ宮コーチ、クサイです!
 



カイ様がふらついて、倒れる間際
スローモーションでタカオたちが駆け寄るのがいい。
そしてちゃんと抱きとめる流れがいい。
走りよってきた仲間に、フッといつもの笑いをみせて。
 
「お医者呼ぶか?」という大地の間の抜けた声がすごく大地らしくて。
 


「そしたら今度は俺と勝負だ!」

この言葉。
これでカイ様が一番開放された気がした。
ブルックリンに勝てたことよりも、その一言。
カイ様は満足したのではないのかと。
言い方は変だが、カイ様が想い残すことはなくなった気がした。

 

 
霞む視界の中。
カイ様、休んでください。
もう座ってください。
脳の血管の一本くらい切れてそうです。
ほら、仲間はみんな会場に残ってるから。
弱い姿だって見せてもいいから。


 
「いいなぁ・・・ベイバトルは。
 男のすべてをかけて戦う価値がある。そう思うだろ、木ノ宮。」

 

すでに木ノ宮の声なんか、吐息のささやきのようになって。


3年目で最後に想いを実感する。口にするほどに。
父親にベイを与えてもらって、父親においていかれて、ベイを憎んで。
仲間に出会って。そうしてここにたどり着いたのですか。
ベイに対する想いをこういう形で表現できるカイ様がとてもステキで。

 


ドランザーが。
ビットが・・・朱雀が・・・。
カイ様、目をあけて。ドランザーの砕ける、最期を見てあげてください。
 


ユーリ、起きて。泣かないで。
早く起き上がって、カイ様を起こしにいって。


 
会場の声が一瞬戻ってきて、
白く、白く、カイ様が白く。
 

 

ベイブレードで、ホビーアニメで人が死ぬわけが無い。
そう、思います。ただ、この演出が。
これで死んでなきゃおかしいだろ?みたいな話の流れが、間の取り方が。
もし、もしも、ここでカイ様が死んでしまっていたら、
きっと火渡カイという存在は不動のものになるんだろう、とも思わず考えてしまいました。

 


 

予告
「それが神に与えられ・・・」
高飛車ガーランド;;
来週、いらねぇ・・・・って心底思ってしまったことは・・・すでに内緒にする必要もないか;

2003.12.9

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